Service Call
San Francisco湾に近い自宅でcourtlandが仕事のデータをまとめていた時にドアのチャイムが鳴った。
妻のfay は台所で洗い物、子供達はbunk bedsのなかだ。
やれやれ、と言う感じでコートランドがドアを開けると、おそらくはセールスマンと思われる、若い男だった。
しかし、男は「お電話をいただいて伺った」という。
なんのことかいぶかるコートランドに男は「swibbleの修理だ」と言う。

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K・dickの2番目のstory導入部はautofacより入りやすい気がします。この分けのわからない「swibble」とは何か?このセールスマンは何者か?楽しみに読み進めていきましょう!

ところで、(横道、多いねー)
 ご近所でいらっしゃいませんか?「配管の修理です、とかデジタルに伴う、アンテナの点検です」とかいってそれに3500円払ってしまった方が。
このビミョーな値段がだまされやすいところで、まただまされた、とわかってもわざわざ届け出るのが面倒になる分岐点らしいのです。
お気をつけください。

[words & phrases]
Schumann(作曲家のロバート・シューマン 綴りに注意)
 heavy-set がっしりした
 swank しゃれた、スマートな、
 demure 気取った、上品な
 taut 引き締まった、ピンと張った
 with the infinite patience due a dumb animal
(愚かな動物に対するような限りない忍耐で)