変化するキューバ社会

今週からCubaの現在を伝えるtextを読んでいます。
ヒアリングは結構難しいですが、バックグラウンドを少し知ると理解が深まるかと思います。
「内容」ソ連の崩壊によってここ15年から
20年の間、Cubaの経済は「special period」とも言うべき影響を受けました。
grassroots levelでの人々の経験をこの章ではとりあげています。
20歳のDaliaは州のaccountantでしたが現在その給与だけでは生活を支えられず、street venderの手伝いをし「croquettes]などを売って足しにしています。
神経外科医のJuanはザンビアで医療に関わっていましたが国からの報酬が得られなくなりやむなく持っていた車でtaxi driverをはじめました。
ライセンスがなく違法ですが国は目をつぶっているようです。
★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆
cubaは何度も危機を経験しているのですがこのtextでは1990年代のソ連崩壊、アメリカの経済制裁などを指すようです。
英語ですが、本も出ています
Cuba in the Special Period . 特別な時代におけるキューバ丸善の書籍で取り寄せ可能)
けれでも豊かさや成功を夢見てアメリカへの脱出は後を絶ちません。
自国への愛国心とのあいだにcubaの苦悩があるように思います。

1960年代の「キューバ革命」という名前だけは聞いたことがあるかな、と言う方は映画がおすすめです。

キューバがいかに独裁政治から社会主義国として生まれ変わったか、カリスマ性を持つヒーロー、ゲバラを通して描かれています。
でも男優ベニチオ・デル・トロのハンサムぶりに気をとられ、映画のほうはさっぱりわからなかったという声もありますので、今回このテキストから少し勉強していきましょう。