CAPTIVE MARKET

バーセルスン夫人(Mrs.Berhelson)はいつもの小旅行に出かける準備をしていた。人には絶対公開しない秘密のbusinessをしにいくのだ。
夫人は父の商売を手伝った経験はあったが、すでに店は古くなり、子供たちも独立し、夫人は年老いていた。

そんなある朝、孫のJackieが「おばあちゃんどこ行くの?」と尋ねてきた。Jackieはいつも一緒に行きたがっている。しかし答えはいつも「no!」だ。「nobody can」誰にも行けないんだよ。
けれどJackieはあきらめきれない。オンボロトラックがやっと発車すると、彼は荷台のふちにつかまり飛び込んだ。
fabulous profit(信じがたい利益)をあげるバーセルスン夫人の仕事はいったいなんだろう。おばあちゃんが積荷のチェックなんかしなきゃいいけど・・・

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Jackieの年齢には触れていないけれど小学校低学年くらいかなあと想像します。
一番好奇心の強い年頃ですね。
Mrs.Berhelsonに関する、frail (弱った)stern(厳しい) grim (頑固な) worn clorless bird (衰えた色のあせた鳥)
などに対し
jakieに関する表現 plaintively(憂鬱な様子) Now is the besttime he had ever had(今こそかつてないチャンス)
dear life (力を振り絞って) in the deep recesses of his child's mind(子供の心の深い部分で)
などから世慣れた夫人と幼い少年の様子が際立っていますね。