カップリング反応 (coupling reaction)

話題のNobel prizeについてTさんからわかりやすい説明をいただきました。
カップリング反応 (coupling reaction) とは、2つの化学物質を結合させる反応のこと
この分野はかなり以前から研究が続けられており特に日本は得意分野ということ。
簡単な例ではNA+とCL−でNACLというようなもの。
今回の受賞は化合物にホウ素(bolon)を使うことが従来とは違います。このメリットは stable、easytracing low toxic bi-productなどがあり 液晶画面、血圧降下剤、canser treatment等様々な分野で利用できる技術です。
それにしても賞の受賞がアメリカ312人とダントツなのはなぜでしょうか
UK 107,GEM 81 ,FRA 54,日本は17です。
この背景には第2次大戦後の科学分野をひっぱってきたのがアメリカであることも大きいようです。
それとたくさんの論文や研究発表をしなければならないので環境が整っているのでしょうか
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鈴木さんと根岸氏さんはともに米パデュー大のブラウン教授(79年ノーベル化学賞受賞、故人)の門下生。ブラウン氏が生前「アキラとネギシをノーベル賞に推薦したい」と語った−−とのエピソードをお二人とも持っています

 後ろ盾があったり、英語圏で活躍しているなど候補者が海外の科学コミュニティーで浸透している方が有利だといわれています。それにしても久々の明るい話題でした。
またノルウェーも今回まったく中国には譲歩していませんが、この北欧の国もまた国際社会の中で存在感をみせる役目のひとつがノーベル賞なので日本はいつまでもナイーブ(naive)な国のままではいられませんよ。 


「少年よ、大志を抱け」とクラークさんも言っています。
若者は海外やもっと外の世界へと鈴木さんは言っていますね。