captive market

ますます人など住んでいそうにない原野へ向かうトラックにのってジャッキーは不安にかられる。San franciscoやBerkeleyのような面白い物のあるところに行くとおもっていたのに。そして・・・
ジャッキーの乗っているトラックが不意に消え始めた。(fade away)
少しずつ透明になっていくトラックから少年は落下した。
つかまろうとした、箱さえ消えて、投げ出されたジャッキーに作業服の男達が声をかける。「どうしたんだ、ここで何してる?」
「落っこちちゃったんだ・・・・」ジャッキーがわかっているのは車が消えたということだけだ。

★★★★★★☆☆☆☆★★★★★★☆☆☆☆
いよいよ核心となる、事態に・・・・
今日は単語ではなく表現で面白い、と思ったものを拾ってみました。

An edge of fear touched the boy かすかな恐怖が少年に忍び寄った
       (プロの訳→かすかな恐怖の念が少年の心に芽生える)
It was be nice to be in front in the cabin.It would be nice.
前のキャビンにいるのは良かった。良かっただろうに。
       (プロ訳→ 前の運転席はきっと気持ちがいいだろう。良いに決まっている)
The impact sent him rolling into thr dry weeds
衝撃が彼を転がせ枯れた草に送った
  (プロ訳→ 衝撃でジャッキーは枯れた草の茂みまで転がっていった)
☆☆★★★★★★☆☆☆
自分が翻訳するつもりで訳をすると、文を忠実に訳するよりも、他動詞、自動詞、受身、能動の形にとらわれず、日本語としてこなれていて、文意がよく伝わるほうが大事だとわかります。
たまに翻訳者ふうにやってみるのも面白いです。