MINORITY REPORT

カプランの手下フレミングが隠れていた高速艇から怪我をして出てきた、
リサとアンダートン。
アンダートンの敵はウイットワーではなくカプランなのがはっきりした。
カプランはなぜそうまでして、犯罪予防局(プレコグシステム)を破壊したいのだろうか
☆☆☆☆★☆☆★☆☆☆☆★☆☆★☆☆☆☆★☆☆★

かなり難解な印象を受けるSFだがさらにわかりづらい場面にさしかかっている。
マイケルからのアドバイス
まずはこの小説の書かれた時代背景を知ること。
1950年から1960年代にはどういったことが起こっていたか
 ★朝鮮戦争
 ★post world war Ⅱ
 ★米 露を中心とした冷戦
 ★原子爆弾の開発
 ★赤狩り(communistとdemocraticの対立)
 そして時代は新しいテクノロジーが実用になってはいたものの
 今のようなハイテク、ITの時代ではまだなかった。
 そんな中、F.K.DICKの小説は夢見るHAPPY ENDINGはない。
 rat race(出世競争)に脅かされている人々がよく登場する。
 世界で中心になっていることや今までの価値観が変わっていくときの人間の心理が引き起こす
 恐怖みたいなものがそこにあるようだ。

冷戦時代のダグラススカイレーダー 軍備は縮小されることなく競争はつづく
☆☆☆☆★☆☆★☆☆☆☆★☆☆★☆☆☆☆★☆☆★
[words]
inert.....無力にする
 squarely....、しっかり向かい合って
 conspiracy....陰謀
 assert........断言する
 camp..........刑務所や留置所 ここでは孤立し、他から離されているイメージある
 head or tail.....どっちみち