NIGHT MUSEAM 2

なんとかタブレットの解読をしなければならないラリーに女性飛行士エミリアは付いて行く。
「I'm not one shy away from denger」(私は危険を避ける人間じゃないの」なんて言ってるけど槍(spears)から避けられてる人物じゃない?

一方髪のお手入れに余念のないカスター将軍、自分の髪を「golden fleese」だって。インディアンの女性サカジャウアの名前も何度も間違えて「cincode maya」ですって?これはメキシコの祝日。

絵画の間にたどり着いたラリーとエミリアは追手につかまりそうになる。絵画の老父の鋤をとりあげ、代わりにタブレットを預け、「Trade you thanks」(トレードお願い!)
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ここはいろいろなアメリカの絵画が動き出して楽しいシーン
有名なものを少し取り上げてみましょう。

農夫の男女が鋤を持っている肖像は「アメリカンゴシック」といいアメリカでは非常に有名な作品。
描いたのはグラント・ウッドという作家。シカゴ美術館に展示されている。平野の建てられた古風な家の前に三叉のピッチフォークを手にして立っている初老の男女の肖像が描かれている。
1930年代大恐慌アメリカを襲い、それが地方にまで影響を及ぼそうとしていた時代。アメリカ人の故郷(ハートランド)ともいわれる田舎町で暮らす人々は、変化しつつある時代のなかにあって、生真面目な表情でこちらを見据えています。


教科書にも出てくるエドワードホッパーの描いた「ナイトホークス」
1942年の作品、都会に暮らす人々の孤独感が漂っています。
映画ではその中の人物がラリーに加勢していたりしておかしい。